友人からのうつ病体験談を記します。参考にしてください。
私は高校時代にうつ病に罹りました。その頃私は部活動の大きな試合を控えていてもの凄いプレッシャーを感じていました。それが原因でうつ病に、、、
今となっては、「そこまでプレッシャーに感じるほど頑張らなくても良かったのに、、、」と思うのですが、うつ病になって学んだこともたくさんあります。
私の「うつ病体験記」を記しましたので参考にしていただければと思います。
部活一色の高校時代
私は高校時代運動部に所属していました。メンバーが少ない部だったため容易にレギュラーになれたのですが、同時に部の主将にもなってしまいました。
「主将なんて柄じゃない」と思っていたので、いざ主将になってみるとチームはまとめられない、監督からは怒鳴られっぱなしでとても苦しい立場におかれました。
なんだか異変を感じ始める
主将になって半年が経つ頃、私は違和感を覚えるようになりました。部活に行かなければと心では思っていも体がだるいような重いような感覚で、あれほど打ち込んでいた部活がおっくうに感じていました。
この時、すぐに病院に行っていれば早期に治療が始まったことでしょう。でもその時は自分がうつ病になるなんて夢にも思っていませんでした。
抜け殻のような感覚
その後も異変は続きます。今度は部活で掛け声が出なくなったのです。「頑張れー!」や「ファイト!」など部活の最中は掛け声をよく出していたのですが、それすらできなくなり、あれだけ熱心に参加していた部活の時間もボーっと抜け殻のように過ごす日々を送っていました。
部活を引退し治療へ
私の状態を見かねた監督が部活を休んで病院に行くことを提案してくれました。初めて心療内科の門をくぐり、医師に「体が重くて何もやる気がしない」「部活に行くのがおっくうだ」「部活に参加していてもぼーっと過ごすことが多くなった」と日頃の状態を話した後、医師から「うつ病」という診断を受けました。
それでも試合に出なければならないと強く思っていた私は、そのことを主治医に伝えました。主治医からは、試合後は治療に専念することを条件に部活をもう少し続けて良いという許可を得ました。その後、試合では無事結果を残し部活を引退し治療に専念することになりました。
以上、私がうつ病になるまでを体験談として紹介しました。うつ病の早期発見の参考になれば幸いです。
まとめ
1.大役が重荷にとなりうつ病の原因となることがある
2.おっくうな感じ、毎日ボーっとするようになったらうつ病の危険信号
2.うつ病には必ず前兆がある
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